池田喬氏講演会のご案内(第21回新潟哲学思想セミナー [NiiPhiS])

題目「誰でもあって誰でもない主体:ハイデガー『存在と時間』におけるダス・マン(ひと、世人)再読」
講師:池田喬(明治大学准教授)
日時:2016年7月22日(金)18:15-19:45
場所:新潟大学五十嵐キャンパス 総合教育研究棟D-301

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ハイデガーの『存在と時間』には、誰でもあって誰でもない得体の知れないダス・マンが日常性の主人だという印象的な議論がある。講演者の理解では、この議論は、「規範と責任」という道徳の根本現象は「順応と逸脱」という非道徳的(a-moral)で自然な現象に基づくのであり、その限り道徳はそれ自体では基礎付けられない、という挑発的主張を含む。この主張は、ただし、道徳に対する懐疑論とも自然主義とも無縁であり、むしろ、私たちの道徳生活に現実的なイメージを与える、規範や責任の自然な概念(natural
concept)の獲得に貢献する。このことを、アイヒマン事例とヘンリー・ソローの森の生活を手がかりに示したい。


NiiPhiS21_ホ_スター

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